50代からのバイク免許取得 遥かなる「一本橋」
ojiichanライダースクールへようこそ!by「ひ」
当記事は、50代から【新規にMTのバイク免許取得】【リターンライダー(現在バイク非所持)で大型2輪取得】をお考えの方へ向けた「アラ還ライダー「ひ」」からの遺言(アドバイス?)となります。」(※文章はチャラいですが中身は超真剣に書きましたんで是非ご一読を!)
それではいきなり「適性検査」から
☆スマホで当記事を読みながら、「片足立ち」を左・右30秒やってみて下さい。
(1回勝負です、何回もやってはいけません)
出来た方:
「当スクールは卒業です!」とっとと教習所の入校手続きへとお進みください!
出来なかった方:
「当スクールへのご入校おめでとうございます!」
「虎の穴へようこそ!(以降「地獄?の特訓」があなたをまっております!!)」
「特訓」に入る前の心得
「出来なかった方」「特に、2・3秒で足をついてしまった方」(「ひ」はこれに該当していました)「ヤバいです!」「おじいちゃん化が進行しています!」=「一本橋(バランス)で苦労されるお姿が【水晶?】に浮かんでおりまする!」
尚、当スクールは主に「一本橋10秒」に特化したプログラムとなっております。
第一段階(学科教習)「バランス」について学ぶぜぃ
「片足立ち」がイマイチの方でも「両足」ならばふらつきませんよね?
しかし、お酒を飲みすぎてふらついたことはありませんか?
お酒を飲みすぎてふらついても、例えば、「体育すわり」をすれば、さすがにふらつきませんよね?
でも、まだ、頭がふらつくことが想像できませんか?
それなら、「寝てしまいましょう!」これなら、ふらつくわけはありません。
これが、「一本橋」攻略の全てです!(何言っちゃってくれてんの?のツッコミはあろうかと思いますので解説します)
「一本橋で脱輪」=「ふらつく(バランスを崩す)」ということですよね、ということは「ふらつかなければよい(バランスを崩さなければよい)」
当スクールにご入校された方はこの点が「ヤバい=出来ない」わけです。
では、「ふらつかなければよい」ですが、ヒントは前文の黒文字のところです、「そーです、【接地面を増やして】ふらつかないライディングフォームを完成させることです」。しかし、個々人、身長・体重・筋力等が違うので、「ふらつかないライディングフォーム」というのは一概に「こうだ!」は言い切れません、、「ふらつかないライディングフォームをわかりやすくイメージしていただくために、言い換えると【接地面を増やし、その荷重配分が運転に最適化された状態】となります。
【接地面を増やす】(各部分についてのポイント解説)
Ⅰ:ステップ
基本的に土踏まずをステップに乗せるといいとおもいます(さらに靴はかかとがあるものだとさらに接地面が増やせるのでお勧めです!)
Ⅱ:くるぶしから膝にかけて
1)くるぶしグリップ(重要ポイント①)
これはがに股だとかなり困難です、というか「股おっぴろげの族乗り?だと不可能です」「内股でくるぶしグリップをする」と自ずとⅡ:2)とⅢ:ができるので非常に重要です!
2)ふくらはぎ の足の内側を車体につける
これは「内股でくるぶしグリップをする」ができれば、自ずと教習所で装備する膝のプロテクターがある程度車体に接地するはずなので、あまり意識しなくともよいかと思います。
Ⅲ:膝から股にかけて
これも「内股でくるぶしグリップをする」ができれば、自ずとニーグリップとなるはずです。(回転いす等で確認してみて下さい)前に書いたことあるのですが、「ニー(膝)グリップですよ」「太ももグリップではありません」もし、現在教習所で「一本橋の途中で、太ももの間をタンクが行ったり来たりなんてしているあなた」は、太ももグリップになっています!「ニー(膝)グリップですよ」膝でタンクを締めて安定する場所・位置を早く見極めてください!(重要ポイント②)
Ⅳ:お尻
「お尻のポイントは実は骨盤の傾きです」今そこで猫背でどっかり椅子にすわりPCを見ているあなた!あきまへん!!バイク(スポーツ)の基本は骨盤を前傾させること!基本の基です。と「片山敬済」氏※1他色々な方々がおっしゃております。「骨盤を前傾させる」の確認方法として、ヘソを前に出すようにして座り、尾てい骨が椅子(シート)にくっつかないことで確認してみて下さい。お尻のポイントは接地面を増やすというよりはあまり荷重をかけず「骨盤を前傾させて座る」ことです。(重要ポイント③)
これが出来ると「ステップ荷重」に必ずなります。ここも、重要!
Ⅴ:ハンドル
ハンドルもあまり荷重をかけすぎず、アクセル・クラッチ操作が楽にできるよう力を抜くことがポイントかと(上半身はとにかくリラックマ!)。
※1「片山敬済」氏:リターンライダーの方であれば、懐かしいお名前とおもっていただけるとおもいますが、元ロードレースの世界チャンピオンです。骨盤の前傾について語ってらっしゃる動画もあります。youtubeにて検索してみて下さい。(月日が片山さんにもあなたにも同じく流れたということがお姿にて確認できます。←初め誰だか全くわかりませんでした、、)
おさらい【重要ポイント①②③】は必ず踏まえつつⅠ~Ⅴについての荷重配分を運転に最適化した状態を早くつかんでください!
荷重配分についてですが、少しわかりやすくするため考えてみました。
朝、歯磨きをしながら前にある洗面台に体を預けてみて下さい。股下くらいに洗面台の角が来るかと思いますが、立っているわけですから当然両脚に荷重がかかっていますね、この荷重は「ステップ」。洗面台にかけた荷重の90%を「シート」、残り10%を「ハンドル」くらいのイメージです。又、この「体を預けるということも大事」です。教習所で見ていると大体男性40歳〜は、どかっとシートに座り、ステップに荷重がかっておらず、重心が高め(体をバイクに預けていない)で「上半身ガッチガチ」で安定しない方が多いです。それに比べて女性は筋力がないからででしょうか、体全体をバイクに預けていて(余計な力が入っていない)「内股」で上手く下半身でバイクを包みこむようなライディングスタイルで、一本橋はうまい方が多いです。
第一段階(実技教習)
まずは時間をうまく使ってバランスを鍛えましょう!
「ひ」は片足立ち2・3秒から、当プログラムの実践で、今は1分でも平気で出来ます!
①立っているとき(電車・タバコ・スマホ・歯磨き・飲料)なんでもいいので、立ち止まっているときは、「~」しながら、すかさず「片足立ち」をしましょう!
②おうちに同居人のバランスボールありませんか?積極的に活用しましょう!
③事務職の方は、回転椅子の上で「学科教習」で学んだ姿勢をやってみて下さい!くるぶしグリップも椅子の足の形が合えばトレーニング出来ますよ!また、タンクに見立てて「ティシュBOX」を膝で挟むのもありかと、、
ご自身のライフスタイルに合わせて、時間と道具等をうまく使いバランス感覚を鍛えましょう!
※片足立ちのポイントは、 支える足側で「サクッとバランスが取れる」(←「荷重配分が運転に最適化された状態」に通じます)ことが重要です!「サクッとバランスが取れれるようになれば」後は、筋力が持つ限り持続出来るはずです。
第二段階(実技教習)
MTのバイクがあれば一番いいのですが、一応ないことが前提なので、「自転車」で練習します。大型2輪の教習車はNC750・普通2輪はCB400が多いかと思いますが、結構ママチャリのサドルを教習車のシート高にあわせると似たようなポジションとなります。但しタンクがないのと、車重が違いすぎるのであくまで、なんちゃって程度です。
①一本橋チャリ練
一番良いのは「グレーチング」がある場所が近くにあるといいですね、だいたい30cm×約1mの規格が多いです、これが15本以上ある場所があれば、最高です!
なければ、15mと停止線(3m手前)をチョークで書く等して仮想1本橋を作ってください!
ちなみに「ひ」が教習所の一本橋で実践していた、「ライディングフォーム確認」と「やり方」は、こんな感じです!
足(内股くるぶしグリップの確認)/膝(ニーグリップの確認)/へそ(骨盤の前傾確認)/目(前方固定)/肩(上半身の脱力)ここからの~
「リアブレーキを引きずるように踏んで→半クラ・アイドリングでスタート!!」
これで、10秒行けます!!
※慣れれば、意識的にハンドル「くねくね」させるともっとバランスがとりやすくなります!
(見極めと卒検は台に乗るのを優先して、最初だけアクセルいれて、台に乗ったらリアブレーキをやや強く踏んでスピード調整していました)
是非、ご自分に合った(合うとおもう)スタイルを確立して、チャリでは少なくとも12秒以上目指して練習してください!
②8の字チャリ連
最初は半径3m程度でブレーキを使わずリーンウィズ・アウト・インで回れるよう練習してください。
これができたら、リアブレーキを使いどんどん半径を狭めていってください。(同じくリーンウィズ・アウト・イン)、最終的にはリーンアウトで半径1mくらいで回れるようになりますよ。これができるとバランスも鍛えられるし、様々な場面(低速での左折の小旋回、ヘアピン的な場所、s字等)で結構教習にも役立ちます。
※ヘアピン的な場所は結構教習所にはあります、「ひ」の通っていた教習所ではスラロームの手前の一時停止線からスラロームに入るところがそれで、結構2段階の人でもバイクこかしていました・・・
③クランクチャリ練
これは、チャリを「出来るだけ狭い幅」で直角に曲がる練習をしてください。
「ひ」は近くの公園に仮想クランクに絶好の場所があったのでそこで練習しました、この練習の到達点は、「自転車の長さの感覚(自分の後ろに後輪がくっついている感じ)を手にいれることです!」
車を皆さん運転されると思いますが、自分の車の車幅・車の長さの感覚は絶対つかんでいますよね?この感覚はバイク🏍教習でも絶対に必要です!(幅はあんま関係ないが、、)この感覚があると、クランクはもちろん、スラロームでパイロンをひっかけることなど絶対にありません。
※スラロームの裏ワザは、教習所のスラロームコースは先人のおかげで、必ずコースが削れておりウィニングロードがあります、この真ん中をトレースすれば無問題です!(但し、雨の日は使えない技で~す)
以上ができれば
当「ojiichanライダースクール」は卒業です!
「教習所の入校手続き」へとお進みください!
最後に、「アラ還ライダー「ひ」」はなんと「なんも対策せずに教習所に特攻」したので、なななんと10時間もオーバーしました、その黒歴史はこちらで↓
(涙あり笑いありで面白おかしく書いてます!) ojiichanrider.hatenablog.com
「10時間もオーバーした人の話なんて参考になるか?」
まぁ「藁」にもすがってください、
「出来ないところ」から「出来る」迄の過程を経験したものではなければ、表現出来ない事もあると「ひ」は思い、このブログを書きました。
「ひ」が18歳で中免(今の普通2輪)取った時は、一度も落ちることなくストレートで免許が取得出来ました。「ステップ荷重?くるぶしグリップ?」そんなもん意識せずとも「しれー」と一本橋もクリアできたはずです。(←つーか、どうやっていたか等全く記憶にございません!)多分、若いから、バランスも取れたし、反応も早く、なんとでも出来たのです。
「ひ」も、様々なバイク教習に関わる「動画」を見ましたが、元々「出来る方」が解説・実践しているので、「当スクールへご入校」された方が、動画見て、即実践!などほぼほぼ無理だと思います。おじいちゃんたちには「その前にやることがありますよー」ということです!!!
オーバー50ageの方々へ
「絶対免許は取れます!」
(若い方にはない「お金の力」を借りてでも!)
風になろーぜぃ‼️ 気持ちいーぜ! 最高べぇべー!ヨロシク!!